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HIFU(高密度焦点式超音波)とは

最新鋭の痩身マシンに応用されている、HIFU(ハイフ・高密度焦点式超音波)の技術とは、どのようなものなのでしょうか?
皮下脂肪に作用する仕組みや技術開発の経緯、ほかの技術との違いなどを解説していきます。

HIFU(ハイフ・高密度焦点式超音波)ってどんな技術なの?

HIFUはHigh Intensity Focused Ultrasoundの略で、通称“ハイフ”と呼ばれています。

超音波を集めて1点だけに照射する方法なのですが、この技術を簡単に説明すると、小学生の頃に理科で行った実験に例えることができます。

晴れた日に太陽光を虫眼鏡で集め、光を1点に集中させて紙を焦がす。その実験とほぼ同じような原理で、超音波を体の組織の1点に集中させるわけです。体内の1点にのみ超音波を集中させるので、表皮や他の組織には影響がありません。

現在、医療の分野では、身体に傷をつけずガン細胞だけにダメージを与える方法として、主に前立腺ガンの治療法として用いられています。

この技術を美容痩身に応用して、余分な皮下脂肪にだけ作用するように調整したマシンが登場し、エステや美容クリニック業界で話題となっているわけです。

ハイフ(HIFU)とは?

ほかの施術とHIFUとの違いは?

エステ業界では、常に最新の痩身マシンが登場して新しい技術が導入され続けています。

皮下脂肪を揉みほぐして代謝させる「エンダモロジー」や、高周波で脂肪を分解する「サーモシェイプ」、超音波を照射する「キャビテーション」など、HIFUのマシン以前にも、皮下脂肪に働きかけるマシンはたくさん取り入れられています。

これらのマシンや施術法とHIFUとの違いはどのような点にあるのでしょうか?

ここでは、同じ超音波を使った施術として有名なキャビテーションとHIFUの特徴を比べてみましょう。

キャビテーションの特徴

  • 皮膚表面にエネルギーが集中するので、お肌表面のケアには効果的。
  • 肌表面の0.5㎝程度の浅いエリアの、広い範囲にエネルギーが伝わる。
  • 皮下1〜2cmの皮下脂肪に伝わる熱やエネルギーはほとんどない。

総合すると…キャビテーションは「超音波のエネルギーが皮膚表面に広く浅く伝わる」

HIFUの特徴

  • 設定した深さ(1〜2cm)に超音波と熱が集中するので、皮下脂肪に効果的。
  • 皮下1〜2cmの深さの1点にのみ、スポット的にエネルギーが集中する。
  • 肌表面で作用する熱やエネルギーはほとんどない。

総合すると…HIFUは「超音波のエネルギーが皮下脂肪に深くピンポイントに伝わる」

HIFUを応用した痩身マシンの種類

超音波の熱やエネルギーを、皮下脂肪まで深く届けるHIFUの技術を応用したスリミングマシンは、いくつか開発されています。
現在、エステサロンやクリニックなどに導入されているHIFUのマシンの種類をご紹介しましょう。

ハイフ(HIFU)

多くのエステサロンに導入が始まっている、HIFUのマシンの中で最も人気の高い機種です。

国内の美容機器メーカーMDSが開発したマシンで、痛みや熱さを感じることなく安全に受けられるとして、顧客からもサロン側からも好評。
医療用のマシンに比べると出力数が半分ほどですが、1回の施術で確認できるほど効果は高く、リーズナブルな費用で受けられるのが魅力。

サーマルハイフGショット

世界70カ国で採用されている美容機器メーカーGSD社のオリジナルHIFUマシン。

皮下1.3㎝に焦点を合わせて超音波を照射されるよう設計されています。安全な出力数ですし、肌表面は冷却しながら照射するので、こちらもエステサロンで導入されています。
ハイフよりも安く受けられるサロンが多いようです。

ライポソニックス

美容クリニックで導入されている、HIFUのハイスペックマシン。最高で皮下2.5cm前後まで照射できるほど高出力なので、取扱いが難しく医師の診察やカウンセリングが必要となります。
施術中はチクチクとした痛みを感じることが多く、体質によっては内出血ができることがあるようですので、しっかりとカウンセリングをしてもらいましょう。

クリニックによって異なりますが、1エリア(4.5×4.5㎝)で3万円前後の施術料となり、広範囲に照射するとかなり高額な費用になる場合があります。